Orange day |
「くすっ・・・」
帰宅して早々 明日香にソファの上に押し倒される
積極的な明日香は魅力的で好きなのだが
流石に亮としては、押し倒されるより押し倒したい
明日香は亮が着ていたジャケットを脱がしにかかる
「明日香 今日は積極的だな
何かあったのか?」
明日香が発情するのには時期的に早い様な気がする
だったら一体何があったのか?
「くすっ 秘密だよ」
あくまで言う気は無い様だ
そのまま行為に及ぶのかと思わせてながら急に自分から亮の唇に自分の唇を重ねる
何度も啄ばむ様に亮の唇が自然と開くように・・・
舌を絡め様としたが何かが亮の口の中に挿し込まれる生暖かいし柔らかい感触・・・
亮はそのままそれに歯を立てると
クチュ・・・何やら汁みたいなのが出てくる
何か知っている様な味・・・
「まさか・・・オレンジか?」
当ててくれて嬉しいのか明日香は目を細めながら
「そうだよ」
と軽く亮にキスをする
「だって今日は4月14日でしょ?オレンジデーと言うヤツで・・・愛の確認・・・をしあう日なんでしょ?」
まさか明日香がそんな日を知っていようとは思いもしなかった。
「お前がそんな事知っているとは・・・」
「知っていたら変かしら?
だったら来月のメイストームデーも何かしてあげようか?」
「メイストームデー・・・」
怪訝な顔をする亮
「メイストームデーはお断りだな
お前と別れ話をする気は更々無いからな」
明日香はそんな亮に軽くキスをする
「冗談に決まっているでしょ」
だが俺達にはオレンジデーなんて関係ないと思うが
だって俺達は毎日の様に愛を確認しあっているのだから
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